こんにちは。おばじんです。
2022年3月末で会社を自己都合退職しました。
次に勤める会社はまだ決まっておらず、一度自宅警備員(いわゆるニート)になります。
ニートになるのって意外と面倒でした。特に行政手続き。
社会保険の切替とか、手続きが別れまくってて非常に面倒。
今後のために、どこで何の手続きが必要だったか、手続きの時に必要な書類の一覧を作成して残しておこうと思います。
雇用保険失業手当(失業保険)の申請
次の就職先が見つかるまでの期間、条件によって一定期間お金を支給してもらえる失業手当の申し込みです。私は自己都合退職の為、申請してから支給されるまでに2,3カ月くらい間があるみたいです。なるべく早く申請したいものです。
申請手続きをする場所
最寄りのハローワーク
必要な書類
・離職票
・就活用の証明写真 2枚
・本人確認書類(免許証、個人番号カードなど)
・本人名義の通帳またはキャッシュカード(申請する銀行、支店、口座番号、名義が正しいことを証明できればOK。メモは微妙)
注意点
1,離職票は退職後速やかに会社側が発行する決まりですが、会社によっては発行までに時間がかかるところもあるようです。私の勤めていた会社は1ヵ月程必要でした。離職票を取得する為に時間がかかる場合は、離職票が無くても仮申請というものができました。仮申請は申請可能になる日付が月毎に決まっているようなので、「離職票がまだ発行されない場合は何日から仮申請できるか」を最寄りのハローワークに問い合わせるとスムーズかと思います。
2,申請時、簡単な面談のような時間があります。失業手当は基本的に、再就職する意思と行動がある人が貰える手当です。自営業を始めるので就職の必要がなかったり、病気などで就職ができない状態だったりすると手当は貰えないので注意しましょう。
国民年金・国民健康保険の切替
会社に勤めていると、社会保険がしっかり完備されていれば基本的には厚生年金・健康保険に入っていると思います。会社を辞めると、これを切り替えないといけません。
手続きの場所
最寄りの市役所
必要なモノ
・健康保険・厚生年金保険資格喪失証明書(私は最寄りの年金事務所で自分で発行しました。)
日本年金機構:https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/todokesho/sonota/20141110.html
・年金手帳
・(銀行の通帳またはキャッシュカードと届出印)これは無くても可
企業型確定拠出年金の移管
退職した会社で企業型確定拠出年金に加入していた方のみ対象です。
私が勤めていた会社は企業型確定拠出年金に加入していて、毎月5000円が掛け金として自動的に積み立てられていました。会社を退職すると自動的に企業型確定拠出年金からも退会させられます。何も手続きをしなくても、資産は自動的に【国民年金基金連合会】というところに移されて管理されるため、預けていた資産が消えることはありません。しかし、現金のまま預かられてしまう為、運用益が非課税になるという確定拠出年金のメリットを生かせません。
そこで、企業型確定拠出年金から個人型確定拠出年金(いわゆるiDeCo)に自分で移管することによって、今まで企業型で貯めてきた資産を再度運用することができます。
私はiDeCoの口座はもっていなかったので、加入手続きが必要でした。
手続きの場所
iDeCoを扱う証券会社(だいたいWEB申し込み)
※私はSBI証券で口座を開きました。
必要な書類(SBI証券の場合)
・退職した会社の企業型確定拠出年金が運用されていた「記録関連運営管理機関」が何という会社か分かる書類(書類が無くても分かればOK、定期的に届く「確定拠出年金・残高のお知らせ」などがあればそこに記載があるカモ)
・本人確認書類コピー(免許証または個人番号カードなど)
・年金手帳(基礎年金番号が分ればOK)
・本人名義の通帳またはキャッシュカード(申請する銀行、支店、口座番号、名義が分ればOK)
・銀行の届出印
注意
iDeCoを扱う金融機関や証券会社はとても多く、手数料も様々な為、ご自身でよくお調べになってから口座開設・移管手続きを進めてください。
源泉徴収票・最終支払い分の給料明細
これは行政手続きとは関係ありませんが、早めに会社から貰っておいた方がいい書類です。
源泉徴収票は、投資で稼ぐにしても次年の確定申告で絶対必要になりますし、再就職するにしても次の会社に絶対提出が必要なので、早めに貰っておきましょう。
給料明細は最悪不要ですが、私は最後の最後でちょろまかされたりしてないかな(笑)と気になってしまうので取り寄せました。
会社から貰う必要のある書類まとめ
円満退社ならまだしも、一度辞めた会社とはあまり連絡を取りたくない方もいるかと思います。
最低限これだけあれば一通りの手続きがなんとかなる(だろう)という書類をまとめておきます。
①離職票
②健康保険・厚生年金保険資格喪失証明書(私は自分で年金事務所に行って発行しました)
③企業型確定拠出年金に入っていれば「記録関連運営管理機関」がどこか分かる書類(定期的に届く「確定拠出年金・残高のお知らせ」などがあればそこに記載があるカモ)
④源泉徴収票
⑤給料明細
自分で用意する必要のある書類まとめ
①本人確認書類(免許証、個人番号カードがあれば楽)
②口座情報の分かる通帳・キャッシュカード・届出印
③年金手帳