こんにちは。おばじんです。
以前の記事で、既存の価値観に対する疑問を投げかけたわけですが。
ここ数日で、私の中に存在した既存の価値観を更にぶっ壊してきた出会いが2つあったので、ご紹介させてください。
NPO法人侍にゃぱん
数日前の深夜、何気なくツイッター徘徊をしていたら、こんなリツイートが流れてきました。
【SOS】石狩33頭多頭飼育崩壊発生 | 保護にご協力お願いします。【動画有り】https://t.co/xONk8yHpsE#猫 #保護 #北海道 #札幌 #石狩 #多頭飼育崩壊 pic.twitter.com/6ymib6uisk
— Nyapan&猫suncafe (@nyapan_necosun) 2017年4月9日
『多頭飼育崩壊』とは何ぞや
Wikipedia先生によると、
”ペットの動物を多数飼育した飼い主が、異常繁殖の末、飼育不可能となる現象”
とのことです。
昨年の11月頃に、NHKの『クローズアップ現代』でも取り上げられていました。
私は、初めて目にしたそのワードに、ショックで鳥肌が立ちました。
おばじんはペットを飼ったことが一度もないのです。だから、ペットに対するイメージって、一緒にいて癒しをくれる、可愛い、モフモフ!くらいのイメージしか無かったのです。
しかし、この侍にゃぱんさんの活動報告を読んでから、ペットとの関わりの中にも『お金』というハードルが存在することを強く感じました。
そして、『お金』のハードルをいとも簡単に乗り越えてしまう『心の問題』が存在することも感じました。
きっと、多頭飼育崩壊させてしまった方は、猫を飼うにはお金がかかることを知らなかったワケではないと思うんです。
でも、お金の問題よりも、猫に対する愛情の方が大きかった。もしくは、猫で解決しようとした自分の中の寂しさ、その他心の問題が勝ってしまったのではないかと。
どちらにしたって、ただただ切なく、どうしようもない問題であることに変わりはないのですが。。
侍にゃぱんさんはこの問題の解決のために積極的に活動されている
NPO法人侍にゃぱんさんは、猫カフェを営業されながら、様々な問題で飼育が困難になってしまった猫たちを1匹でも多く救おうと、活動をされているようです。
中でも驚いたのは、一度に保護する数です。猫を保護するというと、例えば道端に段ボールに入れられて捨ててあった猫数匹、という数を思い浮かべます。
しかし侍にゃぱんさんは、多頭飼育崩壊の現場に踏み込み、数十匹の猫を一気に保護されます。その保護や、保護した後の治療費、日常の世話をするためのお金などを考えると、心が苦しくなります。。
この出会いに何か意味があるのではないかと、本当に微力ながら寄付をさせていただこうと思います。
アドラー心理学
さて、侍にゃぱんさんの紹介にだいぶ力を入れてしまい、かなりの文字数を要してしまいました…もう一つの出会いは、アドラー心理学です。
2013年に発売された本なので、かなり今さら感はありますね。既に読まれた方も多いのではないでしょうか?
多くは語りません(というかまだ語れるほど理解できていません)。ただ、今の自分自身に不満を持っているのに何も行動ができないでいたり、他人と比べた自分に対して強い劣等感を持っているような人に、是非読むことをオススメしたいです。
あなたは、不満を持っている自分に安心感を持っていませんか????
こういう学術書的なモノを読むのが苦手だ―!!という方には、ゆうきゆう先生の漫画がオススメです。

マンガで分かる心療内科 アドラー心理学編 (ヤングキング・コミックス)
- 作者: ゆうきゆう・原作,ソウ・作画
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2014/11/25
- メディア: コミック
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アドラー心理学の要点を非常に分かりやすく取り上げていて、なおかつ面白いですよん。